温故知新
大阪音楽大学は創立105周年を迎えます
楽器資料館は6月1日より再開いたしました。
当面、本学在学生、教職員のみのご利用になります。
状況により閉館することもございます。
楽器資料館では、今年度の企画展示「大阪音楽大学創設者 永井幸次先生」を開催しております。永井先生愛用のリード・オルガンのほか、本学校史資料約6万点近くの中から、在りし頃の永井先生の写真や校歌の自筆楽譜(複写)などを展示しています。

大阪音楽大学昇格記念祭 胸像除幕式 昭和33年10月15日
本館前に設置された胸像と永井学長

A館前に設置された胸像 (現在)
当面、本学在学生、教職員のみのご利用になります。
状況により閉館することもございます。
楽器資料館では、今年度の企画展示「大阪音楽大学創設者 永井幸次先生」を開催しております。永井先生愛用のリード・オルガンのほか、本学校史資料約6万点近くの中から、在りし頃の永井先生の写真や校歌の自筆楽譜(複写)などを展示しています。

本館前に設置された胸像と永井学長

2020-06-08 :
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楽器資料館の害虫対策
木材、布、紙などを食べる害虫、成虫はいなくても虫卵は長く生き続けます。
室内温度が26℃以上に上昇すると孵化すると言われています。
このため、楽器資料館は年間を通して24時間22℃、湿度50%を保っています。
直径わずか1㎝あまりの強い味方、データロガー。
5分単位で温湿度を記録します。館内に7か所に設置しています。

(左)温湿度記録計 (右)データロガー
ドラッグストアの陳列分に相当するくらいの量。無臭タイプを使っています。

(左)防カビシート (奥)防虫剤 (右前グラス)調湿ビーズ
こんな感じで、鑑賞の妨げにならない場所に設置しています。


お客さまの目につきにくいところでしっかり役目を果たします
天然素材の防カビシート。

湿度を調節するビーズ。乾燥によるひび割れを防いでくれます。

大切な史料を保管している博物館や資料館の敵は害虫とカビです。
ただ今、工事中!
楽器資料館で初めての講座開催!
2017年10月28日、楽器資料館初めての催事、「音楽を再生する道具とその変遷」を開催しました。
台風22号接近の中でしたが、たくさんのお客様をお招きできました。
今回は54名のお客様が参加、フォルテピアノ6台、蓄音機2台、CD、パイプオルガン、電子オルガンを使った贅沢な企画、秋のひと時、楽器資料館でお楽しみいただきました。

ヨーロッパの楽器展示室が講座&コンサート会場になりました
ピアノの誕生からピアノはなぜ大きくなっていったのか、それぞれ特徴的な6台の歴史的ピアノで、モーツァルトからリストまで、創作当時の楽器演奏を聴いていただきました。

大梶晴彦学芸員による「フォルテピアノの変遷」のお話し
東大阪市民美術センター学芸部長・柳 知明氏による「蓄音機とレコードの歴史」のお話し、「円盤式蓄音機」の説明がありました。
ラッパ型蓄音機のみずみずしい音色に、お客さまから大きなうなずきがありました。

ビクター社ビクターⅡタイプM(1906-07年)大阪芸術大学博物館所蔵
ずっしりとした調度品のような蓄音機、低音も立派な音が響きました。

ビクトローザ クレデンザ(1925)の説明
大阪芸術大学博物館所蔵
1911年に録音された伝説のピアニスト V.パハマンの録音を蓄音機、CDの復刻版で聴いたあと、1911年製のエラール社製のピアノで中村展子教員の生演奏を聴いていただきました。

ERARD社製 8オクターヴ(90鍵) 大阪音楽大学楽器資料館所蔵
後半は、楽器資料館となりのパイプオルガン演習室に移動、土橋 薫教員のお話しと演奏を楽しんでいただきました。パイプオルガンと電子オルガン、パイプオルガンは演奏した音を響かせる大きな空間が必要。電子オルガンは大きな空間の残響した音をも作り出すことができます。

BOSCH(ボッシュ) ドイツ 1989年建造 パイプ総本数1393本
2段手鍵盤(56鍵) 足鍵盤(30鍵) 20ストップ
大阪音楽大学楽器資料館・大阪芸術大学博物館共同企画
平成29年度文化庁地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業
交流する大学ミュージアムを目指して~大学の扉を開く~
「音楽を再生する道具とその変遷」
共催/かんさい・大学ミュージアム連携実行委員会(事務局 関西大学博物館)
台風22号接近の中でしたが、たくさんのお客様をお招きできました。
今回は54名のお客様が参加、フォルテピアノ6台、蓄音機2台、CD、パイプオルガン、電子オルガンを使った贅沢な企画、秋のひと時、楽器資料館でお楽しみいただきました。

ヨーロッパの楽器展示室が講座&コンサート会場になりました
ピアノの誕生からピアノはなぜ大きくなっていったのか、それぞれ特徴的な6台の歴史的ピアノで、モーツァルトからリストまで、創作当時の楽器演奏を聴いていただきました。

大梶晴彦学芸員による「フォルテピアノの変遷」のお話し
東大阪市民美術センター学芸部長・柳 知明氏による「蓄音機とレコードの歴史」のお話し、「円盤式蓄音機」の説明がありました。
ラッパ型蓄音機のみずみずしい音色に、お客さまから大きなうなずきがありました。

ビクター社ビクターⅡタイプM(1906-07年)大阪芸術大学博物館所蔵
ずっしりとした調度品のような蓄音機、低音も立派な音が響きました。

ビクトローザ クレデンザ(1925)の説明
大阪芸術大学博物館所蔵
1911年に録音された伝説のピアニスト V.パハマンの録音を蓄音機、CDの復刻版で聴いたあと、1911年製のエラール社製のピアノで中村展子教員の生演奏を聴いていただきました。

ERARD社製 8オクターヴ(90鍵) 大阪音楽大学楽器資料館所蔵
後半は、楽器資料館となりのパイプオルガン演習室に移動、土橋 薫教員のお話しと演奏を楽しんでいただきました。パイプオルガンと電子オルガン、パイプオルガンは演奏した音を響かせる大きな空間が必要。電子オルガンは大きな空間の残響した音をも作り出すことができます。

BOSCH(ボッシュ) ドイツ 1989年建造 パイプ総本数1393本
2段手鍵盤(56鍵) 足鍵盤(30鍵) 20ストップ
大阪音楽大学楽器資料館・大阪芸術大学博物館共同企画
平成29年度文化庁地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業
交流する大学ミュージアムを目指して~大学の扉を開く~
「音楽を再生する道具とその変遷」
共催/かんさい・大学ミュージアム連携実行委員会(事務局 関西大学博物館)