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立春

暦の上では春がやってまいりました。
本年も音楽博物館をよろしくお願い申し上げます。

さて…。今回は博物館展示室のお話。
当館展示室には、世界各国あらゆる地域の楽器を展示しています。それぞれが異なった風土・気候条件のもとで製作されたものを、同じ空間に保存するためには細かな気配りが必要です。その中で気温と湿度の調整は重要なポイントです。
温度変化による素材の延び縮みで楽器が歪まないように、また、木や太鼓の皮が乾燥しすぎて裂けないように、木の中に住み着いていた虫の卵が孵化しないように……等々。
展示室は基本的に24時間エアコンで一定の室温・湿度を保っていますが、展示ケース内にはジェル状の放湿材を置いて調整をします。

①水を含んだ状態↓ 水を含んで弾力のあるぷるぷるジェル
湿潤状態


②乾燥した状態↓ 乾燥してコップの底に貼り付いている
乾燥状態

このジェルはアクリル酸塩系の高性能樹脂で出来ており、湿度変化に応じて自動的に放湿するので、置くだけで簡単に加湿できます。当館では写真のようにガラスコップに入れて使用しています。放湿して乾燥した②に再び水を入れると①の状態に戻ります。
(写真右の枕状のものはジェルが和紙とビニールでパックされたものです。)
またこれは、ジェル状なのでこぼれる心配がなく、水濡れを嫌う楽器に対して安全に取り扱うことができます。

博物館ではこのような地道な作業をして、楽器の健康状態を保っています。

↓乾燥したジェルに水を足して撹拌する。お菓子作りのような作業
復旧作業
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2010-02-08 : 未分類 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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